古着の流通経路と卸販売業者の活用メリット・仕入れ方法・おすすめ古着ジャンル

古着の卸販売業者が解説!流通経路や業者活用のメリットと仕入れ方法・おすすめの古着ジャンル

古着の仕入れ先でしたら、株式会社SPECをご利用ください。

こちらでは、

  • 古着の流通経路と卸販売業者を活用するメリット
  • ベール買い・店頭買いでの仕入れ方法
  • 海外仕入れに向いている古着ジャンル
  • 古着ビジネスの将来性

についてご紹介します。

古着の流通経路と卸販売業者を活用するメリット

古着の流通経路と卸販売業者を活用するメリット

古着の流通経路

着なくなった洋服は、まず衣類・繊維を扱う工場に集められます。そこで洋服として使えるものとそうでないものに分別されます。使えるものは種類ごとに分けられ、そのうちの極一部(1%以下)が古着として古着店に並びます。残りの99%以上は途上国や新興国に「物資・素材」として圧縮された状態で送られていきます。途上国や新興国ではこうした古着を扱うマーケットが発達しており、ヴィンテージと言われるアイテムが多く眠っていると言われています。そのため、レアな1点ものやヴィンテージアイテムを求めて途上国や新興国のマーケットで買い付けるバイヤーもいます。

古着の卸販売業者の役割と活用メリット

古着の卸販売業者の主な役割は、海外から仕入れた古着を国内の古着店や個人向けに卸売りすることです。こうした卸販売業者を利用することで、以下のメリットが得られます。

安定供給

卸販売業者は大量の古着を海外から仕入れているため、個々の古着店が自力で買い付けるよりも安定的に商品を仕入れられます。

コスト削減

大量一括仕入れによるスケールメリットから、卸販売業者からの仕入れ単価は個別仕入れよりも安価です。

バラエティー豊富

古着の卸販売業者は、ブランド品からヴィンテージ、一般古着まで幅広いジャンルの商品を取り扱っているため、古着店は品揃えを充実させられます。

ベール買い・店頭買いどちら?海外レディース古着の仕入れ方法

ベール買い・店頭買いどちら?海外レディース古着の仕入れ方法

ベール買いの概要・特徴・費用とリスク

ベール買いとは、古着が複数枚まとめて梱包(ベーリング)された状態で仕入れる方法です。一括購入するため、1点当たりの単価が安価になるメリットがあります。

メリット デメリット
レアな逸品が入っている可能性 中身を事前確認できない
1点単価が割安 ロット全体の品質にばらつきあり
まとめ買いで効率的 ニーズにそぐわない古着も含まれるリスク

ベールの購入価格は1ロットにつき5,000円〜10万円程度が一般的ですが、取扱い店舗や内容量によって変動します。未開封のリスクを考えると、ある程度の経験が必要な仕入れ方法とも言えます。

店頭買いのメリット

古着の店頭買いでは、現地の卸販売業者の倉庫や店舗に直接赴き、商品を一点ずつ選別して仕入れることができます。この方式のメリットは以下のようなものがあります。

  • 商品の状態を確認できるため、品質の良い商品のみを選別して仕入れられる
  • 商品の状態を確認できるため、自社の顧客層に合った商品のみを仕入れやすい
  • 1点ずつ仕入れられるため、価格は高めだが在庫リスクが低い

一方デメリットとしては、仕入れに時間がかかること、移動コストが発生することなどが挙げられます。

海外仕入れに向いている古着ジャンル

ブランド古着

海外で仕入れる古着の中でも、特に人気があるのがブランド古着です。ブランド古着には以下のような特徴があります。

  • 高級ブランドのアイテムが安価で手に入る
  • デザインの個性が光る
  • 希少性が高く収集価値がある

ブランド古着の主な対象ブランドとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • ハイブランド:シャネル、ルイヴィトン、エルメス、グッチ など
  • セレクトショップブランド:ヴィヴィアンウエストウッド、ポールスミス、マークバイマークジェイコブス、ラルフローレン など

このように、ブランド古着には様々なジャンルのアイテムがあり、品質や人気も様々です。メンズ・レディースを問わず、海外からの仕入れではそういった傾向を見極めながら、自社の販路に合わせた商品の選別が重要になってきます。

ヴィンテージ古着

ヴィンテージ古着とは、製造年代が20年以上前のもので、デザインや生地など当時の特徴を色濃く残した古着のことです。ヴィンテージ古着は、一点ものも多く希少価値が高いため、特に海外からの仕入れが有利です。例えばヴィンテージ古着の主なジャンルには下記のようなジャンルが挙げられます。

  • ミリタリー:軍服やミリタリー関連アイテム
  • スポーツ:90年代以前の野球・サッカーユニフォームなど
  • フォーマル:ロングドレスやテーラードジャケットなど
  • カジュアル:Tシャツ、デニムなど

ブランド物のヴィンテージ古着なら、国内よりも価格が安く仕入れられる可能性が高くなります。

一般古着

一般古着とは、ブランド品ではない一般的な古着のことを指します。一般古着は比較的低価格で仕入れることができ、ブランド品に比べ供給量も豊富です。海外から仕入れる一般古着としては、以下のようなジャンルが人気があります。

  • カジュアル系:Tシャツやシャツ、パーカー、ジーンズなど。柄物やボーダー、無地など種類が豊富です。
  • アウター:デニムジャケットやナイロンジャケット、コートなど。秋冬物が中心ですが、春夏物もあります。
  • ワンピース:シャツワンピースやマキシワンピース、総柄ワンピースなど。デザインや生地の種類が豊富です。

このように、一般古着は種類が豊富で汎用性が高いのが特徴です。トレンドに合わせて仕入れるジャンルを使い分けることで、幅広い客層に販売できます。

古着ビジネスの将来性

古着ニーズの高まり

近年、環境に配慮したサステナブルな消費活動への意識が高まる中、古着にも注目が集まっています。新品の製造に伴う資源の使用や環境負荷を抑えられることから、SDGsの観点からも古着ビジネスは重要視されています。また、個性を重視する若年層を中心にファッションとしての魅力から古着人気が高まっており、市場は拡大傾向にあります。

SDGsとの親和性

古着ビジネスは循環型社会の実現に寄与する持続可能な取り組みです。国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標12「つくる責任・つかう責任」に合致しています。具体的には、以下の3つの側面でSDGsに貢献できます。

  • 環境負荷の低減:古着の再利用によって新品の生産が抑制され、資源の節約とCO2排出量の削減が図れます。
  • 雇用創出と経済発展:古着ビジネスは新たな雇用の場を生み出し、地域経済の活性化に寄与できます。
  • フェアトレードの促進:海外からの古着仕入れは、開発途上国・新興国の雇用と所得向上に貢献できます。

オンライン販売の可能性

近年、古着ビジネスにおいてオンラインでの販売が増えています。通販のメリットとして、店舗運営費用の削減、24時間営業が可能なことなどが挙げられます。一方、利用者が商品の品質や状態を実際に目で見て確認できないため、商品の状態を詳細に記載する必要があります。また、商品の発送方法や在庫管理などの運営面での課題もあります。オンライン販売には一定の課題もありますが、店舗販売との併用などで解決できる課題もあり、今後さらに活用が広がると考えられます。

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株式会社SPECでは、アメリカの古着卸販売業者で培ったノウハウと独自の仕入れルートを活用し、高品質な古着を低価格で提供しています。ベール売りやまとめ売り、セット売りなど、お客様のニーズに合わせた販売方法で提供可能です。ベールの中には人気ブランドやヴィンテージアイテムが含まれることも!メンズ・レディース・子供服など、幅広い種類の古着を取り扱っていますので、古着の仕入れでしたらぜひ株式会社SPECの通販をご利用ください。

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